マンチカンってこんな猫

マンチカンの歴史

短足の猫の発見はいくつか報告があり、1944年イギリスの獣医による発見、1970年米国ニューイングランドで発見、1980年ルイジアナ州と、他にも「短足猫」として発見されていますが、本格的に繁殖が始まったのは1983年ルイジアナ州で突然変異の短足猫が発見されてからだと言われています。トラックの下で暮らしていた短足猫はブラックベリーと名付けられ、また妊娠していたブラックベリーから産まれた子猫の半分は足が短かったそうです。保護をされ様々な研究対象となり、遺伝子検査などを受けた結果、健康であると確認され、その後ブリーダーが主体となり短足猫と異種交配の計画が始まったとされています。1980年代から北アメリカで繁殖が続けられ、1955年国際的猫の血糖登録団体の「TICA(The International Cat Association)」から新種であると正式に認定されました。

 

名前の由来

「短縮」「長い骨が曲がる」という意味から付けられたとか、「オズの魔法使い」に出てくる「(Munchkin)マンチキン」という小人族から付けられたなど諸説あります。マンチカンは特に骨が曲がっていることはありませんし他の猫種と何ら変わりはありません。ただ足が短いだけです。

 

特徴

後ろ足の2本立ちをするマンチ立ち。意外と長い時間立っていますがマンチカンだからといって全てのマンチカンがマンチ立ちをするわけではないようです。特に短足の猫はスタンダード(普通足)より足の作りは太く大きいです。マンチ立ちをするときもしっかりと後ろ足で支えています。

また、足は短くても高いところはとても好きでキャットタワーも上手に登ります。そして走るのもとても速いです。尻尾をピーンと立て、お尻を振りながら歩きます。多頭飼いの場合、足の短い子は猫パンチが届かずすぐ倒されてしまうなんてことも。骨格はしっかりしており、筋肉質です。

 

性格

とても好奇心旺盛で甘えん坊。部屋中どこに行くのもついてくるなんてこともあります。犬のような忠誠心ではないですが飼い主をとても信頼し寝るときは顔の横や枕の上など、飼い主の顔の近くで寝たりします。外出から帰ってくると玄関で待っててくれたり(*´∀`*)

 

お手入れと環境

ブラッシングは1日1回程度。長毛種は耳の下あたりに毛玉ができやすいので冬毛は特に気を付けてあげてください。

また、遊びや運動は大好きです。キャットタワーなどがあると良いでしょう。もし段差がありすぎたら短足の子用に少し工夫してあげるとキャットタワーの一番上まで登ることができ、とても喜びます。高いところは大好きです。

 

食事

新鮮な水をいつでも飲めるように。エサ選びは「総合栄養食」と書かれたものを選びます。おやつはあくまでもおやつです。食い付きがよいので間違っておやつだけをエサの代わりに与える方もいるようです。必ずエサを買う際、「総合栄養食」を選んでください。

 


ミヌエットってこんな猫

ミヌエットの歴史

ミヌエットの歴史はまだ浅く、1996年人気猫種「マンチカン」と「ペルシャ系」の交配によって誕生した猫種です。マンチカンの中で足の長い子は捨てられ、そして多くが保護センターに収容されていると知ったジョセフ・B・スミス氏は「そんなことで捨てられるなんてことがあってはいけない!」と短足の固定化の為交配を始めました。最初にペルシャとマンチカンを交配させ、その子猫をヒマラヤン、エキゾチックショートヘアとペルシャ系の猫種と交配させ、マンチカンのようにかわいらしくて短い足、ペルシャのように柔らかい被毛の子猫が生れました。それがミヌエット(当時ナポレオン)です。

その後、国際的猫の血統登録団体のTICAから新しい猫種として公認され2015年5月よりナポレオンからミヌエットに名前が変更されました。

まだ日本での知名度は低いですが現在ではアイドルグループのメンバーがミヌエットを飼っているということで認知度もあがっているようです。

 

特徴

他の猫種に比べ、毛の量が非常に多いのがミヌエットの特徴です。

チンチラの血を引くミヌエットは、一つの毛穴から生える毛は他の猫種に比べ3倍と言われています。撫でた時の手触りはまるで高級な絨毯のよう。おひるね こねこ のミヌエットのママはチンチラシルバーです。

 

飼育方法

飼育方法や環境はマンチカンと同じで足の短い子もいます。キャットタワーを少し工夫してあげててっぺんまで登れるようにしてあげるととても喜びます。被毛の多さから毛玉になりやすので、ブラッシングはこまめにしてあげるとよいでしょう。毛玉は猫にとってもとても痛いもの。絡まった毛が皮膚を引っ張り合うので夏の間はサマーカットにしている方も多く見られます。ただ、一度毛を刈ってしまうと元通りのロングヘアにならない場合もあると聞きますのでサマーカットをされる際は自己責任でお願いします。


チンチラ(ペルシャ・ヒマラヤン)ってこんな猫(おまけ)

ミヌエットの特徴でも記載しましたが、我が家のミヌエットのママ猫はチンチラシルバーです。

名前は姫(ひめ)。その名の通り、お姫様のようにとても美しい猫で人懐っこくなでなでするとお返しにペロペロと、親バカですがとても大事にしている猫です。もちろん他の猫もですが。

 

特徴

美しい被毛。アンダーコートとオーバーコートの2種類の柔らかい毛が生えています。目はグリーン。

やはり毛玉ができやすいのでブラッシングはかかせません。

チンチラ(ペルシャ・ヒマラヤン)には2種類の顔があります。長くのびた細身の鼻の猫とエキゾチックのようなつぶれた鼻の猫。おひるね こねこ の姫は長く伸びた細身の鼻の猫です。エキゾチックのようにつぶれたお鼻の猫はショー用。長くのびた細身の鼻はペット用と分けられたそうです。でも、好みは人それぞれ。どちらもとても魅力的です。(姫はシュッと細身のお鼻です。)

 

チンチラ(ペルシャ・ヒマラヤン)やエキゾチックには気をつけなくてはいけないことがあります。

今はどのブリーダーさんもこの2種類を販売するにあたり遺伝子検査機関で親猫の多発性嚢胞腎(PKD)検査を受け、ノーマルクリア(問題なし)から産まれた子猫だけを販売していると思います。遺伝子検査の結果、遺伝子疾患のある親猫から産まれる子猫の役半分は疾患を受け継いで産まれてくると言われています。(おひるね こねこ でミヌエットの購入ををお考えの方に姫の遺伝子検査の結果をお見せしています。)

そんなチンチラから産まれた子猫たちの飼い主となる方に、おひるね こねこ から病気で苦しむ子猫が居ないように願ってお引き渡しをしています。もちろんママ猫の姫も検査済で結果は問題なしのクリアです。ですが遺伝子的に問題は無くても元々腎臓には気をつけた方がよいのがチンチラ(ペルシャ・ヒマラヤン)やエキゾチックです。エキゾチックの場合は肥大型心筋症や目にかかわる病気なども心配です。

どの猫種にも気を付けなければいけない病気はたくさんあります。すべての猫たちが健康で幸せに暮らせるよう、そんな願いを込めて今後もお引き渡しをしていきたいと思います。

マンチカンから枝分かれした猫種(おまけその2)

マンチカンと他猫種とのかけ合わせについて

最近ではマンチカンの短足を主体とする他猫種とのかけ合わせで新たな猫種が生まれています。

マンチカン×ペルシャ=ミヌエット

マンチカン×アメリカンカール=キンカロー

マンチカン×スフィンクス=バンビーノ

マンチカン×セルカークレックス=ラムキン

マンチカン×ラパーマ=スクーカム

なかなかショップなどでは見ることができない種類が多いのですが、実はキャットクラブが承認していないため店頭での販売を控えているのだと思います。今のところミヌエット止まりですがいずれ他の種も承認される日がくるのでしょうね。

もし購入をお考えの方がいらしたら、血統書はどうなっているのか確認した方がよいかもしれません。